無印レーベル

 植村昌弘の個人レーベルとして'96年に発足、植村に関係する音源をCD-Rでリリースするレーベルです。無印レーベルの作品は、MUMU等のライヴ会場に於いてのみ販売しております。レコード店等では販売しておりません。あしからず御了承下さい。

無印レーベル 作品リスト(2010年3月現在)

*値段表記のないものは全て\1,200です。

「歪曲/植村昌弘」

 数年来の念願であるメタルバンドを結成すべく(?)作った楽曲を集めた作品です。歪んだ音とソリッドなドラムのみというストイックな音作りになっています。これをライブで再現出来るのはいつの日か…。でも、一曲だけ数年前までやっていたRUKというバンドでやっていた曲を入れてあります。この曲だけはライブでやっていましたので、他の曲もいつかバンドで出来るでしょう。2006年11月録音、全11曲。

メンバー
植村昌弘:Programming
MU-023

「BGM/植村昌弘」

 Liveのインターミッション用に作り溜めておいたミニマルミュージック。十数年前に「価値と選択」というタイトルで、1曲30分のミニマルの曲を4曲入りトータル2時間という作品をDATでリリースした事がありますが、今回のミニマルはこれもまた10年の間の機材の進歩で、当時より進化したものを作り出す事が出来ました。また、6曲でトータル約6時間(!)という内容の為、MP3CDという形態をとる事にしました。故に対応するプレイヤー、対応するソフトウェアをインストールしたパソコン上でしか聴けませんので御注意下さい。果たしてこれを半日通して聴ける人がいるでしょうか?2006年8月、11月録音、全6曲。

メンバー
植村昌弘:Programming
MUMP3-001

「膜と理由/植村昌弘」

 「葉月」と同時期に録音されたパーカッションのマテリアルと数年間ノートとハードディスクの中で眠っていたデータを融合させて作った楽曲と、これまた数年間眠っていたコアな楽曲を収録。このレーベルらしい作品になったと思います。2006年8月録音、全14曲。

メンバー
植村昌弘:Percussion、Programming
MU-022

「葉月/植村昌弘」

 3年振りに制作した無印レーベル用の音源は、流石に昨今の機材の進化で無印レーベルが始まった96年当初では考えられない事が出来るようになり、スタジオで録音したドラムソロに無理矢理他の音源をユニゾンさせる、という念願のコンセプトで制作しました。もちろんちゃんと楽曲になっています。結構叩きまくってます。2006年8月録音、全8曲。

メンバー
植村昌弘:Drums、Programming MU-021

「続植村計画/植村昌弘」

MU-020  

 テクノ系音楽ソフトREASONを使って制作。10年前の作品、「大植村計画」を録音した時のタムのフレーズサンプルを基に、当時は出来なかった編集技術を使って、硬派なパーカッションアンサンブルを構築。ソフトの所為で、テクノ系の音楽になるかと思いきや、全くそうはなりませんでした。太鼓の音以外は全く入っていません。2003年10月録音、全2曲。

メンバー
植村昌弘:作曲、Programming
MU-020

「如月作業/植村昌弘」

 植村が参加している、ノルマ型コンポジション消化ユニットミチの為に植村が作曲した曲を、植村一人で録音した作品。酷暑の中で製作した、その時の精神状態を如実に反映している…か?2002年8月録音、全1曲。

メンバー
植村昌弘:作曲、Programming、Drums
MU-019

「吉田的鋼鉄/吉田隆一-植村昌弘」

 植村が作ったデジタルハードコアメタルのトラックに吉田隆一氏のバリトンサックスが果敢に挑む作品。デジタル対生の対決が、200bpm前後のアブストラクトかつポップな楽曲の中で行われています。吉田氏は全曲、スルー、ワンテイクで録音を完了するという、気合い充分の男気溢れるプレイ。全曲書き下ろしのかなりの情報量を持つ楽曲で、これでもか、という植村流ハードコアメタルの世界を貫いております。2002年6〜8月録音、全8曲。

メンバー
吉田隆一:Baritone Sax
植村昌弘:作曲、Programming
MU-018

「小渕/植村昌弘」

 バリトンサックス奏者、吉田隆一氏の主宰するHi-doiレーベルからカセットテープメディアで2000年秋に発売された音源の再発です。そのレーベル名に相応しいものを、というコンセプトで、故小渕元首相が死去直前の党首討論会でやり玉に上がっている論戦のサンプリングをちりばめた、コアな楽曲というかなりベタな内容。CD-R化に際し、ボーナストラックとして、以前やっていたP.O.N.というユニットの為の楽曲のデモバージョンを収録。2000年10月録音、全7曲。

メンバー
植村昌弘:編集
MU-017

「Television+/植村昌弘」

 テレビ局のアナウンサーの声をMIDIコンバートして作ったデータを基に編集し、ドラム、ベース、オルガン、ヴァイブラフォン、リードの編成でアレンジした「Radio」の続編にあたるポップな楽曲と、エレクトリックドラムの即興演奏にMIDIエフェクトをかけてピアノ音源を鳴らした、ハイパーフリージャズ(??)のような楽曲を各々4曲づつ収録。2001年8月録音、全8曲。

メンバー
某テレビ局アナウンサー:演奏
植村昌弘:編集、Electric Drums
MU-016

「弥生/植村昌弘」

 ある種類のコンセプトに基づくグルーヴ(?)をモチーフにして作曲された作品群。鬼怒無月の怒涛のギターソロをフィーチャーして、色々なアプローチをしています。'98年3月、12月録音、全4曲。

メンバー
植村昌弘:Sampler,Programming
鬼怒無月:Guitar
MU-015

「左健外易/植村昌弘」

 '94年前後にP.O.N.の為に書かれたスケッチを基に新たな解釈のアレンジを施し、制作しました。限られた編成の中の様々な可能性を追及。更に坪口昌恭の華麗なキーボードワークをフィーチャーしています。なお、この作品の続編を更に作曲を押し進めた形で植村昌弘ソロアルバムとして2000年完成予定で現在制作中。乞うご期待。

メンバー
植村昌弘:Sampler, Programing
坪口昌恭:CP-80, Fender Rhodes, Mini-Moog
MU-014

「死馬骨/植村昌弘」

 角田亜人とのコラボレーションの為のマテリアルとして制作された音源。細切れにされた様々な音楽を一つのラインとして再構築し、カットアップ的な展開自身が持つメロディーを追求してみました。'98年3月録音、全5曲収録。

メンバー
植村昌弘:Sampler,Programming
MU-012

「Solo P.O.N.2/植村昌弘」

 '96年に制作された「Solo P.O.N.」の続編。今回はP.O.N.の曲をサンプラーのみで演奏するというコンセプトで、比較的初期の作品を全く違う触感の演奏にしてみました。CDに収録した曲も2曲ほど全く違うアレンジで収録してあり、その違いも楽しめす。また無印レーベルの他の作品をかなり上回ると思われる情報量を詰め込み、聴きごたえのあるものとなっています。入魂の一作です。'98年2月録音、全8曲収録。

メンバー
植村昌弘:Sampler,Compose
MU-011

「Ground Zero Remix/植村昌弘」

 '97年、植村も参加していた大友良英Ground Zeroの作品群「ProjectConsume」に於いてリミッスを公募した際に、植村自身も応募し、その作品「Consumation/Ground Zero」で聴く事が出来るが、同時期に制作したのがこの作品である。前出の公募のルールにほぼ従い、使用した音源はGround Zeroの「Revolutionar Pekinese Opera」「Consume Red」「Confragration」の3作品。それを、「Radio」と同じコンセプトでエディットし、別の音楽作品にしました。'98年1月録音、全3曲収録。

メンバー
演奏:某ラジオ局アナウンサー、解説者
編集:植村昌弘
MU-010

「Radio/植村昌弘」

 某ラジオ局の野球中継をMIDIデータに変換、そのデータのみを用いて音楽を作り上げた作品。言葉の持つ微妙なリズムがそのまま音楽に取り込まれ意外にもPOPな楽曲として仕上がりました。97年6月録音、全6曲収録。

メンバー
演奏:某ラジオ局アナウンサー、解説者
編集:植村昌弘
MU-009

「Crossover Rhapsody/坪口昌恭−植村昌弘」

 坪口昌恭のヴィンテージキーボード群をフィーチャーして作られた組曲風の大作。ポップあり、アヴァンギャルドあり、笑いあり、涙あり内容のてんこ盛り32分。その全てに坪口昌恭カラーを満載し、楽しい世界になっています。 '97年1月スタジオ録音、全2曲収録。

メンバー
坪口昌恭:Mini Moog, Fender Rhodes Piano, Hammond XB-2, Kurzweil Piano, Oberheim Matrix-6, Doepfer MS-404, E-mu VintageKeys, Yamaha DX-7II, Roland RS-202 Strings, SC-88Pro, AkaiS-2800, Guitar, Bass, Bamboo Sax, Recorder, Voice
植村昌弘:Drums
MU-008

「大植村計画」

 植村昌弘と高良久美子の幻のDuoユニットによる作品。 A面にはパーカッションとマリンバのアコースティックな編成による、簡素かつ硬派な演奏、B面にはHDRにより大々的に編集、オーヴァーダビングを施した作品を収録。'93年12月スタジオ録音、全8曲収録。

メンバー<
植村昌弘:Percussion,Marimba,Synthsizer
高良久美子:Percussion,Marimba
MU-003

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